はじめてセルフストレッチを本格的に行いたい方に向けて、ストレッチ専門店ストレチックスでお客様にご提案している「ランニング」に役立つセルフストレッチのひとつをご紹介します。

 

(重点部位)

・大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

 

ランニングではもちろん、あらゆるスポーツの下肢動作で使い、歩く・走る・跳ぶ・蹴るなどで主要な働きをする筋肉です。また膝の痛み、立ち疲れの緩和に関わる部位、ももの前側の筋肉が大腿四頭筋です。

 

「四頭」という名がついている通り、4つの筋肉から構成されています。1つは大腿直筋(だいたいちょっきん)です。骨盤の腸骨から大腿骨を縦になぞり、膝のお皿の下の部分についています。丁度、ももの真ん中の部分です。

 

この大腿直筋に覆われるように中間広筋(ちゅうかんこうきん)、その外側、内側にそれぞれ外側広筋(がいそくこうきん)、内側広筋(ないそくこうきん)があり、大腿四頭筋を構成しています。4つの筋肉それぞれが膝を伸ばす動作に働いています。

 

立ったり座ったり、階段を使ったり、膝には気が付かなくても大きな重さが掛かっています。最大で体重の10倍近くの負荷が掛かるともいわれています。筋肉が硬くなれば膝関節の可動域が狭くなります。狭いまま動こうとすれば関節への負担が大きくなってしまいます。

 

また、ハムストリングス(太腿の裏側の筋肉)が体を前進させるアクセルの役割をするとすれば、大腿四頭筋はブレーキの役割をする部分です。階段を降りるときに段差をしっかりとらえて下ることができるのも大腿四頭筋の活躍のおかげです。

 

(はじめてのセルフストレッチ方法)

 

四頭中央

【大腿四頭筋中央部(大腿直筋、中間広筋)のストレッチ】

四頭 外

【大腿四頭筋の外側(外側広筋)のストレッチ】

四頭 内

【大腿四頭筋の内側(内側広筋)のストレッチ】

 

(はじめてのストレッチ解説)

 

膝を伸ばすために働く部分なので、ポイントは膝をしっかり曲げること、イメージとしては膝を支点に折りたたむようにすることです。伸びを感じたところで15~20秒止めておきましょう。深く曲げるのがつらい方は浅い角度から始めるにしましょう。

 

  1. 支えをつくり、片脚のつま先~足の甲を持ちます。
  2. 持った足のかかとをお尻に近づけます。できれば脚は内側に締めるようにしましょう。
  3. 持った足の膝を後ろへ少し引きます。このとき腰から反らないように注意し、体をできるだけまっすぐ保つようにしましょう。
  4. 引き寄せる角度を変えると伸びる部分が変わります。

 

但し、今まで太腿の前側をストレッチしたことがない!といった方は思ったより曲がる範囲が狭いかもしれません。ご自身の体に合わせてゆっくりと体に覚えさせるようにしましょう。

 

最近、膝の曲げ伸ばしに違和感がある、足が疲れてすぐに座りたくなる…そんな時はぜひこのストレッチで解消につなげて下さい。

 

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