このブログでは、ストレチックス本部著書『70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ』でお伝えしきれなかった内容を、現場での知見をもとに、より分かりやすくお届けしています。

今回のテーマは、多くの40代女性が見落としがちな「暑いから動かない」についてです。

はじめに|暑いから今日は動かない…が続いていませんか?

「外は暑いから出かけたくない」
「休日はエアコンの効いた部屋で過ごしている」
「暑くなってから歩く時間が減った」
「最近、体が重くて疲れやすい」
夏になると、こんな変化を感じることはありませんか?
もちろん、猛暑の中で無理に運動する必要はありません。気温や湿度が高い日の屋外運動は、熱中症の危険があるため避けることが大切です。
ただし、
「暑いから運動しない」と「一日中ほとんど動かない」は別物です。
暑さを避けるために活動量が極端に減ると、筋肉を動かす機会も少なくなり、かえって体が重く感じたり、疲れやすくなったりすることがあります。

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夏は一年の中でも「動かなくなりやすい季節」

春や秋なら歩いていた距離も、
「暑いから車で行こう」
「駅までバスに乗ろう」
「買い物はまとめて済ませよう」
と、移動そのものが減りがちです。
さらに、エアコンの効いた室内でソファや椅子に長時間座る時間も増えます。
特に40代女性は、仕事や家事などで座っている時間が長くなりやすく、
仕事で座る→移動も少ない→帰宅後も座る→休日も外出しない
という生活になれば、夏の間に活動量が大きく低下することもあります。

動かないと、なぜ体が重くなるの?

大きな理由の一つが、筋肉を動かす機会が減ることです。
私たちの体では、筋肉を動かすことが血液循環を助けています。特に脚の筋肉は、血液を心臓へ戻す働きをサポートしています。
ところが長時間座ったままだと、下半身をはじめ全身の筋肉を使う機会が減ってしまいます。
すると、

  • 脚がむくみやすい

  • 体が重く感じる

  • 肩や腰がこりやすい

  • 疲れが抜けにくい

といった状態につながることがあります。
「休んでいるのに疲れが取れない」という方は、休み方だけでなく、日中どれくらい体を動かしているかも見直してみましょう。

「休む=動かない」ではありません

疲れたときに十分な休養や睡眠をとることはもちろん大切です。
一方、日常的な疲れに対しては、ずっと動かないよりも、無理のない範囲で軽く体を動かしたほうがスッキリする場合があります。
いわゆる**「アクティブリカバリー」**という考え方です。
激しい運動ではなく、

  • ゆっくり歩く

  • 軽く体操する

  • ストレッチする

  • 肩や股関節を動かす

など、体に負担をかけすぎない動きを取り入れます。
「疲れているから動かない」ではなく、疲れているからこそ、軽く動いて整えるという発想です。

夏は「体の硬さ」にも注意

夏に体が硬くなる原因として、ストレチックスが注目しているのが、
運動不足+長時間の座り姿勢+冷房
です。
エアコンの効いた部屋で長時間座っていると、首・肩・背中・腰・お尻・股関節・太ももなどを動かす機会が減ります。
その結果、
「腰が伸びにくい」
「脚が重い」
「肩がガチガチ」
「体を動かすのがおっくう」
と感じることも。
すると、
暑い→動かない→体が硬くなる→さらに動きたくなくなる
という悪循環につながります。

40代からは「動かない影響」を意識して

若い頃は一日ゴロゴロしていても、翌日には普通に動けたという方も多いでしょう。
しかし40代になると、
「一日座っていただけなのに腰が重い」
「長時間移動すると体が固まる」
「朝から体が重い」
と感じることが増えてきます。
年齢とともに筋力や柔軟性、日常の活動量は変化します。そこへ夏の暑さが加わることで、活動量がさらに低下しやすくなります。
だからこそ40代以降は、まとまった運動時間を作るだけでなく、日常生活の中でこまめに体を動かすことが大切です。

夏こそ「運動」より「こまめに動く」

「夏でも毎日30分運動しなければ」と考える必要はありません。
猛暑の日に無理な屋外運動をするのは避けましょう。
おすすめなのは、日常の中で少しずつ動くことです。

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  • 1時間座ったら一度立つ

  • 家の中を少し歩く

  • テレビを見ながら肩を回す

  • 涼しい時間帯に短時間散歩する

  • 室内で軽い筋トレをする

  • 寝る前にストレッチする

大切なのは、「運動する・しない」の二択にしないこと。
小さな動きを積み重ねるだけでも、ずっと座りっぱなしの状態を減らせます。

暑い日はストレッチから始めよう

「運動は苦手」
「汗をかくのが嫌」
「外は暑すぎる」
という方には、室内でできるストレッチがおすすめです。
特に、肩甲骨・胸・背中・お尻・股関節・太もも・ふくらはぎなど、座っている時間が長いと動かしにくくなる部分を意識してみましょう。
ストレッチは単に体を柔らかくするだけではありません。
「動きやすい体をつくるための準備」
としても役立ちます。
体が動かしやすくなれば、「少し歩こう」「買い物に行こう」と、自然に活動量を増やすきっかけにもなります。

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まとめ|暑いからこそ「少し動く」

夏バテ対策というと、水分補給や食事、睡眠に目が向きがちです。
もちろんこれらは重要ですが、適度に体を動かすことも、夏を元気に過ごすための大切な習慣です。
暑い日に無理をして運動する必要はありません。
しかし、「暑いから」という理由で一日中ほとんど動かない生活が続くと、
・活動量が減る
・筋肉を使わなくなる
・肩甲骨や股関節が硬くなる
・体が重く感じる
・さらに動かなくなる
という悪循環に陥ってしまいます。
外が暑ければ、室内で構いません。
まずは1時間に一度立ち上がる、肩を回す、股関節を動かす、軽くストレッチする。
そんな小さな習慣から始めてみましょう。
「暑いから動かない」ではなく、「暑いからこそ無理なく少し動く」。
この夏は、そんな意識で「しなやかに動ける体」を目指してみませんか?

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