やせる(ダイエット)効果はあります。そもそもストレッチは、もっとも負担の少ない運動です。
筋肉を意図的に動かすことで、脂肪燃焼をしますが、ジョギングなどの運動やスポーツに比べれば全然燃焼量が少ないです。ですがストレッチを続けることは、動かしたくなるカラダを手に入れられるので、確実にやせる(ダイエット)効果があります。
そもそも太るのは食事でとるカロリー以上に消費をされない分が蓄積されていく状態です。ということは摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかということで対策するしかないのですが、消費カロリーを増やすにはやっぱり運動が効果的です。
といってもいつも運動していない生活の人では、気持ちが踏み切れず運動開始できません。また筋肉痛や効果が即でないなどの理由から気持ちが続かず辞めてしまう人も多いです。 しかし、息も上がらず、どこでも、1人でもできるストレッチなら続けやすい、続けることで「動かしたくなるカラダ」になって、気持ちも運動継続に向いていくという効果が得られます。
このようにカラダとココロに運動の習慣化をもたらすのがストレッチなのです。 例えば、性格的に面倒くさがりで、まったく運動習慣がなく、仕事もパソコン業務が多いことから、慢性的に痩せにくい体質だった人が、1人で毎日のストレッチ、専門店で週1回のパートナーストレッチ、土日に1回、歩行と同じくらいのスピードで行う1時間のジョギングを3か月間続けただけで、5kgも痩せたという事例もあります。ぜひストレッチを習慣化しましょう。
またダイエットをお考えのお客様に知っておいてほしい情報として、店舗のお客様にお伝えしていることを少しご紹介します。ご参考にしてください。
まず、単に体重の増減を見るだけではなく、ご自身の体組成バランスをふまえて対策したほうがいいです。今すぐご自宅に「体組成計」をご用意してください。そのうえで、以下の指標をみていきます。
●BMI
肥満度を表す体格指数。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で数値化されます。
BMIが高いと、身長に対する体重が重い、低いと身長に対して軽いという判断。
BMIが高くても、体脂肪率が低ければ、筋肉が多い(筋肉質)とみます。
BMIが低くても、体脂肪率が高ければ、体脂肪量が多く、筋肉が少ない(かくれ肥満)とみます。
日本人の適正BMIは18.5以上~25未満といわれます。
「22」が疾病になりにくいとされ、理想値といわれています。(日本肥満学会)
●体脂肪率(%)
体重のうち体脂肪が占める割合。体脂肪率の高低が見た目にも影響します。
男性の適正範囲は 10.0~20.0%、
女性の適正範囲 20.0~30.0% です。
●皮下脂肪率(%)
体重のうち皮下脂肪が占める割合です。
皮下脂肪を落とすには、有酸素運動が効果的です。
●内臓脂肪レベル
内臓脂肪が多くついている場合は高い数値が出ます。
内臓脂肪を落とすには、食事管理が効果的です。
●基礎代謝量(kcal)
安静時でも消費されるエネルギー量のことです。
人は動いていない状態、睡眠中などでも呼吸や内臓が働いていて、消費をしています。
基礎代謝量が高いと、摂取したカロリーをエネルギー源としてつかいやすく、消費しやすいです。
年齢を重ねるともに低下します。
「食事を変えていないけど太りやすくなった。」という原因の一つは、基礎代謝の低下です。
実際は年齢だけでなく、運動量や食生活の影響が、基礎代謝を下げるそもそもの原因です。
運動不足→筋肉量低下、活動量低下→筋肉、骨格のバランスの崩れ→血流、内臓機能の低下など
が基礎代謝量を下げる要因となります。
…以上をふまえて、ご自身の状態が把握できたら、何を優先してダイエットすべきかを決めていくのが、効果的なダイエット方法ですが、おおむね以下のアドバイスができます。
・BMI高い×体脂肪率高い:筋肉量維持×体脂肪量減
・BMI高い×体脂肪率低い:筋肉量維持
・BMI低い×体脂肪率高い:筋肉量UP×体脂肪量減
・BMI低い×体脂肪率低い:筋肉量UP
※筋肉量維持(ストレッチ)/UP(ストレッチ+運動)
体脂肪量減(内臓脂肪が高い:食事見直し or 皮下脂肪が高い:運動)
のようなパターンで対策提案します。
●体組成パターン別対策
【標準A】■BMI、体脂肪率ともに標準範囲内ですが、体重少なめ・体脂肪率高め
BMI 18.5~21.9
体脂肪率 適正範囲後半
筋肉レベル 5~7
内臓脂肪レベル 5~7
体重に対して筋肉量が少ないため体脂肪率が高い状態です。
筋肉量が減ると基礎代謝も落ちやすくなるので適度な運動で筋肉量を保つようにしましょう。
筋力トレーニング、ストレッチで筋肉の活動量を増やしたり、日常では歩く量を増やして消費カロリーを上げるようにしましょう。
週に1~2回でも30分程度のウォーキングなどの有酸素運動ができれば少しずつ体脂肪を使いやすい体になってきます。
食べ過ぎたときはその次の食事、翌日の食事で調整して何日も溜め込まないようにしましょう。
【標準B】■BMI、体脂肪率ともに標準範囲内ですが、体重多め・体脂肪率高め
BMI 22.1~24.9
体脂肪率 適正範囲後半
筋肉レベル 5~7
内臓脂肪レベル 5~7
以前より体重が増え、太ってしまったという方は太った原因は何かを振り返ってみましょう。
食事量があまり変わっていない場合は、間食をしていなか、炭水化物(砂糖)、脂質の多いものの割合が多くないかを見直しましょう。
体重、体型があまり変化しない方は代謝が落ちて体脂肪が使われにくくなっています。
体を動かす機会が少ないと筋肉も働かずに少ない消費量で動こうとします。
日ごろから歩く、ストレッチ等で大きな筋肉が働くようにしましょう。
【標準C】■BMI、体脂肪率ともに標準範囲内ですが、体重少なめ・体脂肪率低め
BMI 22.1~24.9
体脂肪率 適正範囲後半
筋肉レベル 5~7
内臓脂肪レベル 5~7
標準内でも体重が少なめ、体脂肪率が適正または少ないタイプです。
体重に対して筋肉量、体脂肪量が適切な状態です。女性の体脂肪率20~25%であれば太りすぎではありません。
体脂肪が落ちていく現状よりすっきしとした体型に見えますが、体に負担の掛かる過度な食事制限や運動には注意しましょう。
標準Aに近い方は現状より体脂肪量が増えると筋肉よりも体脂肪が目立ってしまいます。
定期的に体重を計るようにして、自分の体の状態を把握しておくようにしましょう。
【標準D 】■BMI、体脂肪率ともに標準範囲内ですが、体重多め・体脂肪率低め
BMI 22.1~24.9
体脂肪率 適正範囲後半
筋肉レベル 5~7
内臓脂肪レベル 5~7
体重は適正~やや多め。筋肉量は適正量がある。体脂肪率は適正範囲。
体重は身長からみるとやや多めに入ることがありますが、体脂肪率が低いので体脂肪量が多いことはないです。
筋肉量が増えていくと、よりがっしりとした体格になっていきます。
今の状態から体脂肪がついていくと見た目も太く見えてきます。
定期的に体重を計り、自分の体の状態を把握しておくようににしましょう。
運動不足を感じる方はでも週1~2回、30分程度のウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
筋肉量がつきやすい方もいるので負荷の高い運動よりも軽く行えるものにしましょう。
…以上の分類以上に大きな数値が出ている場合、次のようなパターンに分けられます。
低体重低脂肪、低体重、かくれ肥満、筋肉質体型、脂肪過多、過体重低脂肪、過体重、肥満
これらの対策は、また別の機会にご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
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