このブログでは、ストレチックス本部著書「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」

執筆者が、本で書いたことの要点や、書ききれなかったことを、お伝えしていきます。今回は「僧帽筋(そうぼうきん)」についてです。

僧帽筋は、背中全体を覆う大きな筋肉で、上部は肩の動きに関わっています。
ここが固まり、縮まると、肩の骨が引き上げられ、緊張したような姿勢になります。
首も短くみえますし、背中も丸まってしまいます。
したがって、首肩凝りはもちろん、背中の凝りにも悩まされてしまいます。
また、僧帽筋がカタくなると、脳への血流が不足して頭痛を引き起こすことがあります。
僧帽筋をしっかり伸ばして、肩甲骨を下げるように意識しましょう。

僧帽筋は外後頭隆起から正中を下に下りるように、項靭帯、上項線、第七頸椎から第十二胸椎まで続き、鎖骨の外側1/3、肩峰、肩甲棘に付着しています。

僧帽筋は主に上部、中部、下部に分類されています。
・上部の僧帽筋は比較的に薄く力が弱いため、首の動きには大きく関わっていません。
上部は主に鎖骨や肩甲骨の引き上げ動作時に貢献しています。
・中部は厚くて力も強く、肩甲骨の挙上、内転、上方回旋させる作用を持っていますが菱形筋群とともに、肩甲骨の内転動作に、大きく貢献しています。
この部分が弱ってしまうと、肩甲骨が外側に開こうとするため猫背になりやすくなります。
・下部は肩甲骨の下制、内転、上方回旋させる助けをします。

上中下の部分が一緒に働くと、肩甲骨は上方回旋と内転動作が同時に起こります。
このように僧帽筋は、三角筋の働きを助け、肩甲骨を安定させる役割があります。

普段の姿勢で、猫背になっていると僧帽筋が、引っ張られ首や背中に負担をかけ、コリや疲れがとれにくくなってしまいます。

コリや疲れは身体的疲労だけでなく、精神的疲労(ストレス)にもなってしまうので、コリや疲れがたまる前に、猫背にならない体づくりを、目指しましょう。

※セルフストレッチ
両手を胸の前に上げ、手を組みます。
姿勢を正し、お腹ではなく肩甲骨を広げるように、手をゆっくりと前につきだしていきます。
肩甲骨の周りが伸びていれば、効いています。
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ストレッチ専門店ストレチックス

本部著書&公式ブログ 監修・執筆

本部研修トレーナー 渡辺 久進
~ストレチックスに参加して約8年、
数多くの施術経験から高い専門性に
定評。新大塚店と白山店でお客様の
トレーナーとしても活動中。
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