
このブログでは、ストレチックス本部著書「70歳からのゆる~い筋トレ&ストレッチ」で書いたことの要点や、書ききれなかったことを、お伝えしていきます。
今回のテーマは「アレルギー症状緩和について」です。
はじめに

「運動すると鼻がムズムズしてつらい」「アレルギー体質だから運動はやめておいた方がいいの?」──そんな疑問や不安を持つ方は少なくありません。
アレルギー体質の人にとって、運動は時に症状を悪化させる要因になり得ます。しかし一方で、正しい方法を知って取り組めば、免疫のバランスを整え、体質改善をサポートする強力な味方にもなるのです。
本記事では、ストレッチ専門家の視点から 「アレルギーと運動の関係」 を深く掘り下げ、症状を悪化させない運動のコツや、毎日の生活に取り入れやすいストレッチ習慣をご紹介します。
アレルギーとは?免疫の過剰反応が招く不調
アレルギーとは、花粉・ハウスダスト・食物・動物の毛・カビなど、通常は無害な物質に対して免疫が過剰に反応し、炎症を引き起こす状態です。
代表的な症状には以下のようなものがあります。
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花粉症:鼻水・くしゃみ・目のかゆみ・頭痛
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アトピー性皮膚炎:皮膚のかゆみ・湿疹
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食物アレルギー:じんましん・消化不良・呼吸困難
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喘息:咳・息苦しさ
近年は生活環境の変化やストレス、食生活の欧米化なども影響し、アレルギー患者は年々増加傾向にあります。特に日本では、花粉症だけでも国民の40%以上が悩んでいると言われています。
運動がアレルギーに与えるプラスとマイナス
プラスの側面
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血流改善:酸素と栄養が体全体に行き渡り、炎症部位の回復を促進。
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自律神経の安定:運動は交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、過剰反応を抑制。
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ストレス解消:精神的ストレスはアレルギーを悪化させる大きな要因。軽い運動で心も整いやすくなる。
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腸内環境の改善:適度な運動は腸のぜん動を活発にし、免疫バランスの調整に寄与。
マイナスの側面
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花粉やハウスダストが多い場所での運動は症状を悪化させる。
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過度な運動で呼吸が荒くなると、アレルゲンを大量に取り込みやすい。
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汗をかきすぎると皮膚症状が悪化するケースもある。
つまり「運動そのものが悪い」のではなく、運動の強度・環境・タイミング を調整することが重要です。
アレルギー体質の方が注意すべき運動習慣

1. 運動のタイミング
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花粉の多い午前10時〜午後3時は屋外運動を避ける
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黄砂やPM2.5が多い日は屋内でストレッチ中心に
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食後1時間以内の激しい運動は消化不良や倦怠感の原因に
2. 強度と時間
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息が少し上がる程度(会話ができるレベル)が理想
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20〜30分の軽いウォーキングやヨガ、ストレッチがおすすめ
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「ゼーハーするほどの全力運動」は免疫の暴走を招く可能性あり
3. 環境の整備
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室内は空気清浄機を使い、定期的に換気する
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外出時はマスクと眼鏡で花粉ブロック
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運動後は衣類をすぐに着替え、シャワーで花粉やほこりを落とす
4. 呼吸法の工夫
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鼻呼吸を基本にすることでフィルター機能を活かす
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吐く息を長めにすることで副交感神経を優位に
アレルギーを和らげるおすすめストレッチ

胸ひらきストレッチ(呼吸を深める)
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両手を背中で組み、胸を大きく開く
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息を吸って5秒キープ、吐いてリラックス
👉 胸郭が広がり、呼吸がスムーズになり鼻づまり軽減。
首まわりリリース(血流改善)
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椅子に座り、右手で左側頭部を押さえる
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ゆっくり首を傾け20秒キープ
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反対も同様に
👉 首肩の緊張を和らげ、頭痛やめまいを防ぐ。
足首回し(自律神経を整える)
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椅子に座り、片足を持ち上げ足首を大きく回す
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内外10回ずつ
👉 末端の血流促進で冷え改善、副交感神経優位に。
背伸びストレッチ(体温調整のサポート)
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両手を頭上に伸ばし大きく伸びる
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吸って伸ばし、吐いて脱力
👉 血流促進と姿勢改善で体温調整がスムーズに。
腸活ストレッチ(便秘・免疫安定に)
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仰向けになり両膝を抱えて左右にゴロゴロ
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1分間ゆっくり繰り返す
👉 腸の動きを促し、免疫バランスの安定に役立つ。
日常生活での工夫も重要
入浴習慣
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38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分
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発汗で老廃物を流し、副交感神経を優位に
食生活
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発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌)で腸内環境を整える
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抗酸化作用のある野菜や果物(ブロッコリー・ベリー類)を摂取
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冷たい飲み物や過剰なアルコールは控える
睡眠環境
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寝室の湿度は40〜60%
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寝る前のスマホ使用を控え、光刺激を避ける
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寝具は週1回以上洗濯してダニ・ホコリ対策
放置するとどうなる?アレルギーと不調の悪循環
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慢性的な疲労感:免疫が常に働き続けてエネルギーを消耗
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集中力・睡眠の低下:自律神経が乱れ仕事や生活に支障
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全身への影響:頭痛・肩こり・腰痛・便秘など、多彩な不調に
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美容面の悪化:肌荒れ・くすみ・むくみが慢性化
「ただのアレルギーだから仕方ない」と放置せず、生活習慣と運動で整えることが重要です。
まとめ|運動とストレッチはアレルギー体質の味方になる
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適度な運動は免疫・自律神経の安定をサポート
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激しい運動や環境を選ばない運動は逆効果
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胸・首・足首・背骨をゆるめるストレッチが特に有効
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入浴・食事・睡眠の工夫と組み合わせることで改善効果が高まる
「アレルギーがあるから運動はできない」と諦める必要はありません。
大切なのは 「どんな運動を、どんな環境で、どんな強度で行うか」。
今日から少しずつ無理のないストレッチ習慣を取り入れ、体の内側からアレルギーに強い土台をつくっていきましょう。
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